ＤＶＤで見れない傑作映画

　泣かないで(1982)

「「泣かないで」は、アルコール依存症から立ち直れない母と、 聡明な娘の生活を描いたニール・サイモン脚本の作品です。

管理人：タッキー 最新更新日： ２０１７年９月３０日

↓映画パンフレットより

アメリカ映画「泣かないで」は、１９８１年に制作、 ８２年日本公開されました。 都会的な喜劇を得意とする劇作家ニール・サイモンの脚本作品は、 １９７６年の「名探偵登場」、翌７７年の「グッバイガール」の 大ヒットで、アメリカでは、一躍大ヒット脚本家になりました。 日本でも、この２本は中ヒットし、ＤＶＤ化されています。 しかし、都会を舞台にした、エスプリの利いた喜劇は、 日本では受けにくかったのか、その後の「第２章」(1979)、 「昔みたい」(1980)、「泣かないで」(1981)、 「わたしは女優志願」(1982)、「キャッシュマン」(1983) といった一連の作品は、ＤＶＤ化されていません。 １９８０年代末～９０年代初の、「ブルースが聞こえる」(1988)、 「あなたに恋のリフレイン」(1991)になって、 ＤＶＤ化されています。 ニール・サイモン脚本というだけで、当時は映画館まで、 足を運んでいましたが、上記の作品は、すべて期待通りか、 それ以上の出来でした。しかし、映画館は、この「泣かないで」を 含めて、ガラガラに空いていました。 ちなみに、劇作家・映画監督の三谷幸喜は、ニール・サイモンの ファンのひとりです。 娘役のクリスティ・マクニコルは、当時の人気若手女優です。 １９７０年代後半～８０年代前半にかけては、子役上がりの 人気若手女優のブームがありました。 「がんばれベアーズ」(1976)のテイタム・オニールと、 「タクシードライバー」(1976)のジョディー・フォスターが、 その人気を牽引し、「青い珊瑚礁」(1980)のブルック・シールズと 「リトルロマンス」(1979)のダイアン・レインが、続きました。 クリスティ・マクニコルは、「リトルダーリング」(1980)で、 テイタム・オニールを食った演技で、人気を得て、 人気若手女優ブームの仲間入りをしました。 他に、フランス女優のソフィー・マルソーや、 代表作には乏しいフィービー・ケイツも、人気はありました。 この流れは、やがて若手男優が中心のＹＡスター、ブラッドパック へと、受け継がれていきます。 しかし、日本のアイドル映画と同様、彼女達の人気も、 当時だけのものであり、ＤＶＤ化の原動力には、なっていません。 　　　　　　　　　　　 ニール・サイモン脚本作品の他のページへ ニー ル・サイモンのキャッシュマン 　大金を抱えた父が、娘や孫との仲を取り戻すま でを描いたハートフル・コメディ 第 二 章 　脚本家ニール・サイモンが、マーシャ・メイソンとの再婚を描いた自伝的作品 わ たしは女優志願 　離婚した父と１６年ぶりに会った娘が、心の交流を深める過程を丁寧に描く 昔 みたい 　弁護士の妻と検事の夫が、妻の前夫の強盗容疑を巡って争うｼﾁｭｴｰｼｮﾝｺﾒﾃﾞｨ クリスティ・マクニコル主演作品の他のページへ さ よならジョージア 　歌手の兄の再起を目指し、ドサ周りで奮闘する妹の姿を描いた兄弟愛ドラマ リ トル・ダーリング 　　ロストバージンを争う二人の女の子が、その過程でナイーブな本性を見せる 管理人への御意見・御要望は、を クリックして下さい。 有料メルマガは廃止し、無料メルマガとして、2017年10月14日より、 新たに配信スタートします。下のボタンをクリックすれば、 まぐまぐの個別ページに移動し、無料メルマガ登録が出来ます。 へ

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